WBCのMVPでメジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手の年棒推移や所属球団・成績と2023年の年棒を紹介。当時の為替レートで円換算してます。「給料が低すぎる選手」としても有名でしたがその理由とは?スポンサー収入はいくらでしょうか?
大谷翔平の年棒推移
大谷翔平選手の所属している、または所属していた球団と年棒、成績を年度別に紹介致します。
メジャーリーグの年棒はアメリカドルですので、その年の平均為替レートを使用して当時や現在のリアルな日本円での年棒に換算してあります。
北海道日本ハムファイターズ(2013~2017年)
大谷翔平選手は高校卒業後はメジャーリーグへの挑戦を考えていました。
しかし、北海道日本ハムファイターズが強硬でドラフト1位指名をしましたね。
当時チームを率いていた栗山英樹監督が、いきなりメジャーで行くより日本で実績を積んでからの方が良い点を丁寧に説明し、説得したことでも有名です。
結果、契約金は高額で更に出来高払いも付くという好待遇でした。
1年目は新人ということもありますが、それでもドラフト1位としては最大級の給与額ですね。
そして、北海道日本ハムファイターズ在籍の5年間は以下のような成績を残しました。
この結果、5年目には3億円の手前まで年棒が上がりました。
そして、夢であったメジャーへの挑戦を決断します。
ロサンゼルス・エンゼルス(2018年~現在)
北海道日本ハムファイターズは入団前の約束をきちんと守る形で、大谷翔平選手のメジャー移籍を全面的にサポートしました。
パイオニアだった野茂英雄さんの頃とは大違いですよね。
給与面よりも、環境や「二刀流」への理解がある球団としてロサンゼルス・エンゼルスへの移籍が決まりました。
ロサンゼルス・エンゼルスから北海道日本ハムファイターズに支払われた譲渡金は、
となる、
という巨額のものとなりました。
しかし、一方で年棒は日本円でわずか6,000万円程度と、
という「低すぎる給与」での合意となりました。
最初の3年間は成績に関わらず、非常に低い額でしたが、その理由は後述致します。
3年間の活躍は素晴らしく、成績だけでなく、そのインパクトが凄かったですね。
とアメリカ人も捉えたようで、メジャーリーグを更に面白くしました。
結果、次の契約は、
という最初の3年間の合計である約2億円も大幅に上回るものでした。
それでも、成績と比較してみるとまだ「低すぎる」印象は、日本だけでなく、アメリカでも言われていました。
というのも、この2年間の成績が既に契約済みの金額と比べて、
からです。
今までは、投手と打者の成績を足すと、一人の一流プレーヤーの成績でしたよね。
現在は、
と、一人で一流プレーヤー二人分の成績を残されています。
こうなってくると、ロサンゼルス・エンゼルスも最大限の評価をする必要性があり、
という
であり、メジャーリーグでもトップ5に入る高額で、
を結びました。
通常、選手を最大限評価する場合は、このような高額だけでなく、
複数年契約
を提示するものです。
ただ、大谷翔平選手の場合は、
成績・記録が前代未聞
今後の動向を考慮
などで単年契約になったと言われています。
つまり、来年、2024年は・・・
他球団への移籍?
更に高額の契約(メジャーリーグ1位)?
が予測されますよね。
大谷翔平、年棒が低すぎた理由?
大谷翔平選手が北海道日本ハムファイターズからロサンゼルス・エンゼルスに移籍した際の年棒が非常に低く、活躍後、アメリカでも「低すぎる」と言われていました。
アマチュア選手扱い?
実は、メジャーリーグ所属の選手の年棒は、メジャーリーグの労使協定で厳密に定められています。
海外選手がメジャーリーグでアメリカの選手達と同等の扱いを受ける為には・・・
25歳以上
自国内でのプロ野球選手経験が6年以上
という条件が規定されています。
大谷翔平選手がロサンゼルス・エンゼルスと契約した2017年末から2018年最初の頃では、
23歳
自国内でのプロ野球選手経験が5年
とどちらの条件も満たしていませんでした。
そのため、プロ野球選手としてでは無く、
となりました。
それでも、大谷翔平選手は一日も早くメジャーリーグに行きたかったという気持ちが強かったのです。
年棒が最低額!
大谷翔平選手のメジャーリーグ1年目の年棒は、
最低保証額(全選手中、最も安い)
での契約となりました。
これは、アマチュア選手としてスタートした為、マイナー契約から始めて、その後、メジャーリーグに昇格しても、
大型契約禁止
となっていたのが原因です。
活躍しても年棒が低い?
大谷翔平選手は1年目からメジャーリーグで活躍されました。
他のメジャーリーガーと比較しても、億単位での年棒は当然と言えるくらいでしたよね?
それでもこういった成績が年棒に全く反映されていなかった理由は・・・
「一定日数以上、メジャーリーグに在籍して3年経過しないと年棒調停はできない」
という項目が労使協定に記載されていたからです。
その結果、ロサンゼルス・エンゼルスが提示した年棒を受け入れざるを得なかったというのが理由でした。
もちろん、球団は大谷翔平選手の実績や人気効果も理解していたので、6年目には・・・
で契約しましたが、それまでの年棒が低すぎたのにはこういった背景があったのです。
大谷翔平のスポンサー収入
大谷翔平選手は前述した理由から、2017年には約3億円プレーヤーになりながら、2018~2020年は3年間でも3億に届かないくらいの年棒でした。
ご本人はそれよりも夢が叶ったこと、夢の向こう側への挑戦でお金の問題じゃなかったと思います。
それでも、年棒以外にも収入があったことは、金銭的な不安を抱えなかった理由の一つだったと言えますよね。
大谷翔平選手はその人柄や人気度から、多くの会社がスポンサー契約をされています。
ちなみに、2022年のスポンサー収入は・・・
という高額収入です。
2022年の年棒が550万ドルだったので、
スポンサー収入は年棒以上
という状態でした。
ちなみに、主なスポンサー企業は・・・
などです。