「ショウヘイヘーイ!」がトレンド入りした黄色い眼鏡が印象的な笑福亭笑瓶(渡士洋)さんは素晴らしい芸人さんでしたよね!HAMASHOでのダウンタウンの浜田雅功さんとの掛け合いは最高に面白くて毎週楽しみに見ていました・・・。
笑福亭笑瓶のプロフィール
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんの簡単なプロフィールをご紹介致します。
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんと言えば、師匠があの笑福亭鶴瓶(しょうふくてい つるべ)さんということでも有名ですよね。
実は、鶴瓶さんの最初の弟子が笑瓶さんだったのです。
笑福亭笑瓶、笑福亭鶴瓶の弟子に!
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんは高校生の時から「スクールメイツ」に入団するなど、芸能界へ行きたい気持ちが本物でした。
最初は、役者になりたいという願いから石原プロにハガキを送るなどされていました。
1967年から始まり現在も続いているラジオ番組「MBSヤングタウン」(毎日放送)のパーソナリティーである
笑福亭鶴瓶さん
の軽快なトークに魅了された笑福亭笑瓶さんは、
弟子入りを志願されました。
弟子入りの条件とは?
笑福亭鶴瓶さんにとっても最初のことですし、弟子入りの条件として
鶴瓶さんの奥さまに認めてもらうこと
を提示されたそうです。
昔は、落語家や漫才師などお笑いの世界は、
ものがありました。
師匠から色々と教わって、芸事を身につけていくのが主流でした。
弟子は師匠の付き人として身の回りをする
師匠は弟子の食事や住み込みの場合は住居も提供する
など主従関係がしっかりとありました。
こういったお弟子さんのお世話は師匠の奥さまがされることになるので、奥さまが気に入らない人間であれば入門させないというのは当然だったといるでしょう。
笑瓶さんは、明るく気さくで根は真面目な方ですので、無事気に入られ入門を認められました。
芸人として出世
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんは付き人の段階で、師匠の笑福亭鶴瓶さんと長江健次さん(欽ちゃんファミリーでイモ欽トリオとしても大人気)が司会をされる
の出演の機会を得ます。
師匠同様、笑福亭笑瓶さんもこの番組をきっかけに出世の道を歩むことになりました。
事務所移籍
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんは人気芸人となり、東京での仕事も着実に増えていきました。
今でもそうですが、「笑いの聖地」大阪の番組より、東京の番組の方が
ギャラが高い
全国放送される
といったことから仕事の中心も東京へと移っていきます(売れている証拠)。
そして、山田邦子さんや片岡鶴太郎さんといった「お笑いひょうきん族」で大人気のお二人から「太田プロダクション」への移籍を誘われます。
それでも通常は事務所移籍というのは非常に困難です。
それでも、弟子を思う鶴瓶師匠と松竹芸能の粋なはからい(笑瓶さんの将来を考えた)でスムーズに移籍することができました。
モノマネと言えば・・・
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんと言えば、モノマネが芸の一つとして有名ですよね。
似ているかどうかはともかく、最初に場の空気を掴めるのが特徴です。
独特の声(ヤッターマンのボヤッキーに似た声、モノマネレパートリーの一つ)で放たれる
よし子ちゃん(魔法使いサリー)
は段々とクセになるレベルですよ。
ダウンタウンとの絡み
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんのスゴさの一つが、あのダウンタウンと絡めたということです。
現在のダウンタウンのお二人は良い感じに年を重ねられ、大御所の雰囲気(本人たちは嫌がるも)も出てきて、若手芸人などでも絡むことができるようになりました。
しかし、若い時は直属の後輩である今田耕司さんや東野幸治さんでも緊張し、飛ぶ鳥を落とす勢いのナインティナインや「ジャックナイフ」時代の千原ジュニアさんですら、おいそれと絡める存在ではありませんでした。
芸歴が上の先輩とはいえ、そのダウンタウンと上手く絡んでいけたのは笑瓶さんのお笑いのレベルが高かったのと、人間性が良かったからではないでしょうか?
HAMASHO
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんはダウンタウンとの共演は、「ガキの使い」や「DX」など色々とあります。
また、浜田雅功さんとは「人気者でいこう!」などでの共演もありますが、やはり一番の思い出は・・・
HAMASHO(読売テレビ):1997~99年
ではないでしょうか?
「芸能人生活向上株式会社」や「バカ観光」、「コスプレゴルフ」、「HAMASHOクイズ」などお二人の掛け合いも素晴らしく毎週楽しみに見ていました。
そして、深夜番組ということでHAMASHOの一番人気企画が・・・
風俗刑事
でしたよね?
今の時代だと放送が難しい内容かもしれませんが、90年代後半なので許されたということです。
風俗刑事Ⅰ
笑瓶さんが「トシさん」のベテラン刑事で浜田雅功さんが「ハンサム」という若手刑事という設定で捜査を行うというコーナーでした。
何をしたかというと、風俗店に突撃して、そこで働く女性に
有名人のお客さんはいたか?
というものでした(現在なら、個人情報保護法とかでアウト)。
有名スポーツ選手や歌舞伎役者、そして、お笑い芸人などを聞き出していました。
もちろん、番組中は「ピー」が入って誰かは特定できませんが、結構楽しいものでした。
そして、もう一つの売りが、ハンサムが興奮して女性の方にセクハラまがい(今ならアウト)の行為をし、トシさんが
と言って止めるのがお決まりのパターンでした(浜ちゃんはほぼ素でいってたので、笑瓶さんのファインプレイですね)。
風俗刑事Ⅱ
好評だったⅠの続編で、登場人物は
で捜査を行うというコーナーでした。
更には、ゲストで
で登場されました。
ⅡはⅠと違い、お酒を提供するお店で働く女性に、
どんな有名人から高額なプレゼントをしてもらったか?
を調査する内容でした。
少し緩い設定になったのは、90年代とはいえ色々と配慮した結果でしょうか?
浜ちゃんが襟を正す
ダウンタウンの浜田雅功さんと言えば、大物芸能人だろうが大先輩だろうが、
ことから、関西ですら礼儀知らずと嫌がる人もいました。
しかし、実はとても礼儀正しい方で、番組前や後で必ず事前にご挨拶に行かれていたのは今や有名な話です。
ただ、昔はそういった裏話はあまり表に出ていませんでした。
前述した伝説の深夜番組「HAMASHO」では、浜田雅功さんが先輩である笑福亭笑瓶さんを小バカにしながら弄って笑いにするというスタイルが多かったです。
もちろん、番組中のことですから本当にそうではないにせよ、結構ガッツリと弄ってました。
ある時、番組スタート前(或いは後)の映像がテレビで流れた時、浜田雅功さんが
ほぼ直立不動の状態から90度に近いレベルのお辞儀をしつつ、非常に丁寧な言葉でご挨拶
をされているシーンが流れました。
最初は、一体どんな大物ゲストが来たのだろうかと思っていた次の瞬間・・・
笑福亭笑瓶さん
がテレビ局の玄関から入って来られました。
この時は正直に、
浜ちゃんって礼儀正しい
と感心すると共に、
笑瓶さんって、やっぱり大物
と驚きましたね。
笑福亭笑瓶の嫁は誰?
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんの奥さまについて調査してみましたが、一般人ということで・・・
などは公表されていませんでした。
ただ、判明している情報としては・・・
が公開されています(正確な情報は不明)。
笑福亭笑瓶と嫁の馴れ初めは?
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんと奥さまはどのようにして知り合われたのでしょうか?
実は、笑福亭笑瓶さんが大阪芸術大学の学生だった時、大学近郊にあった・・・
喫茶店でナンパ
されたそうです。
70年代の喫茶店というのは独特の雰囲気でしたので、そこで働かれている奥さまはとても美人な方だったことでしょう。
笑福亭笑瓶と嫁の結婚
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんと奥さまは、その後順調に交際され・・・
にご結婚されました。
結婚までに10年ほどかかったのは、
芸人としてある程度売れるまで
という固い決意があったからではないでしょうか?
笑福亭笑瓶と嫁の子供
笑福亭笑瓶(しょうふくてい しょうへい)さんと奥さまの間には、お子様がお二人おられるとのウワサです。
ただ、本当にお二人なのかも不明です。
お子様は芸能界に進まれなかったようで、詳しい情報は公開されていませんでした。
笑福亭鶴瓶、悲しい別れが続く・・・
笑福亭鶴瓶さんにとって一番大事な愛弟子といっても過言ではなかった笑福亭笑瓶さんとの別れは辛かったと思います。
更に、悲しいことに、戦友とも呼べる上岡龍太郎さんまでもが2023年5月19日に亡くなられました・・・。