サッカー日本代表にも選ばれたシュミット・ダニエル選手ですが、そのお名前から「日本代表に外国人選手がいる?」と疑問に思われた方もいるかもしれません。彼の出身地や日本国籍の経緯、ご両親のことや本名についてご紹介致します。
シュミット・ダニエルの出身地や日本国籍の経緯
シュミット・ダニエル選手は、お名前から判断すると、日本人では無く外国の方では無いのかなと思われる方もいるかもしれません。
ただ、日本代表選手に選ばれているくらいですから、もちろん日本国籍を取得されています。
シュミット・ダニエル選手は、アメリカ合衆国の中西部に位置するイリノイ州でお生まれになりました。
1994年頃、2歳の時にご家族でイリノイ州から日本の仙台市に移住されてきました。
シュミット・ダニエルのご両親の国籍は?
シュミット・ダニエル選手は日米ハーフですが、ご両親の国籍は・・・
ということです。
前述した仙台市に引っ越した理由ですが、もしかしたら・・・
母親が仙台市出身だったのか
父親のお仕事の関係で仙台市だったのか
といったことが考えられますよね?
シュミット・ダニエルはバイリンガル?
一時期、シュミット・ダニエル選手は
英語が話せないのではないか?
とウワサされました。
理由は簡単で、2歳の時に日本に移住したので、日本人と変わらないからというものでした。
確かに、芸能人の中には、ハーフの方で英語しゃべれそうな外見なのに、実は全く話せないという方も多いですからね。
ただ、シュミット一家は、普段から日本語・英語の両方を使っていたと言われています。
お父さまの職業が「英語の講師」ですので、シュミット・ダニエル選手も英語がしゃべれるように特訓されていたのではないでしょうか?
それでも日本語は日常会話レベルはついてくるので、シュミット・ダニエル選手の場合も普通にしゃべれると思いますよ。
シュミット・ダニエルの本名は矢吹?
シュミット・ダニエル選手の本名ですが、
矢吹・ダニエル・勇二
と言います。
ちなみに英語表記の場合は、
ですので、名字が「シュミット」(ドイツで多い名字)で下の名前が「ダニエル」となります。
Danielは略式の愛称が、Danなので、「ダン」と呼ばれることも多いそうです。
しかし、シュミットも力強い名前ですが、矢吹というのも力強い名前ですよね!(明日のジョーの名字のイメージが強いので)
シュミット・ダニエルの経歴
シュミット・ダニエル選手は名前も力強いですが、体格も素晴らしいです。
身長はなんと、198㎝(ほぼ2メートル)ありますので、相手チームの選手にとっては脅威でしょう。
シュミット・ダニエル選手は小学校2年生の時にサッカーを始め、守備的MFとしてプレーしてきました。
しかし、中学の体育の授業でサッカーの素人にボールを奪われ、サッカー部を辞めてバレー部に変えます。
その後、バレー部での経験を活かしてゴールキーパーに転向しました。
東北学院高校時代、べガルダ仙台の練習に参加した際、獲得オファーを貰うも、
「プロで活躍しなければ意味が無い」
と中央大学法学部へ進学します。
大学時代は、
川崎フロンターレの特別指定選手(1年~3年)
全日本大学選抜(2年~3年)
と注目を浴び、再び、べガルダ仙台からオファーを頂きます。
2014年、べガルダ仙台に入団し、2019年まで在籍します。
在籍中は・・・
2014年:ロアッソ熊本へ育成型期限付き移籍(GKのケガ人続出で助っ人として)
2015年:ロアッソ熊本へ期限付き移籍(下位低迷の助っ人・本人も才能を開花!)
2016年:松本山雅FCへ期限付き移籍(J2降格したチームの助っ人として)
と何度も他のチームへの助っ人に駆り出されました。
特に、2回目の助っ人では、自身の才能を開花させ、チームの失点を大幅に減らす活躍をしたそうです。
2019年7月1日、ベルギーのシント=トロイデンVVへの完全移籍が決まり、現在はヨーロッパで活躍されています。