鞘師里保さんがマツコ・デラックスさんにスゴイとか松岡茉優さんが大ファンと騒がれていますが、なぜ人気があるのか不思議に感じる人も多いようです。ダンスのレベルが高いことは有名ですが、実はそれ以外にも天才と言われる理由があったのです・・・。
鞘師里保とは?
鞘師里保(さやし りほ)さんの簡単なプロフィールをご紹介致します。
鞘師里保のスゴさが分かる伝説10選!
プラチナ期が認めた!
プラチナ期とは、モーニング娘。の2007~2010年頃をさしていて、人気は全盛期とはほど遠いもののパフォーマンス力は業界屈指で多くのコアファンから愛された時代のことを指します。
高橋愛さんをリーダーに、実力派集団となったプラチナ期はアイドル業界では最高峰の実力で妥協を許さないグループでした。
そんなモーニング娘。プラチナ期と共演する女優を募集した、
が2010年に開催されました。
合格者わずか5名という狭き門に、鞘師里保さんは見事合格されました。
同年6月の「ファッショナブル」(大阪公演)に出演されました。
その時、プラチナ期メンバーが声を揃えて、
「あの子(鞘師里保)、モーニング娘。のオーディション受けたら絶対合格するよね」
という大絶賛を受けていました。
最強アイドル、プラチナ期が若干12歳の鞘師里保さんの実力を認めていたのです。
オーディションは誰が為?
2011年1月2日、約4年ぶりとなるモーニング娘。の追加メンバーを募る為の、
が開催されました。
応募総数が約9,000人の中、合格者はわずか3名で、鞘師里保さんは圧倒的な実力で合格されました。
ここでのスゴさは、厳しい指導者が求めてくるレベル(歌やダンス)を多くの候補者が、こなし切れない(歌詞やダンスの振りを覚えきれない)中、鞘師里保さんだけがそれ以上のレベル(覚えた上でもっと上手くする為、講師に質問する)を求めていたのは圧巻でした。
意識レベルがダンチ!
アイドルグループの楽曲やそれに伴うダンスは多くて難しいですよね。
特に、モーニング娘。のような長年続いているグループだと過去の曲も覚えないといけない為、入ってすぐに100や200曲といった途方もない数をこなさないといけません。
他のメンバーもそれは覚悟していて頑張って覚えている様子はとても感心しますよね。
しかし、鞘師里保さんは覚えた上で、更にその上を考える意識を持っています。
逸話として、モーニング娘。の初代センターでマザーシップとも言われた安倍なつみさん(1期生)は鞘師里保さんに、
「魂込めて歌ってる?」
とアドバイスとも言える言葉をかけられました。
これを言われるというのは、鞘師里保さんなら、ただ歌詞を覚えて上手に歌うだけでなく、その上を目指していると感じたからではないでしょうか?
実際、それ以降の鞘師里保さんの歌は、ただ上手いだけでなく、ソウルに響く歌になりましたし。
ダンスのレベルが高過ぎる!
鞘師里保さんはダンスのレベルが高いことで有名ですよね。
「鞘師と言えば、ダンス」
と当時から言われていました。
幼稚園から意識し始め、小学校1年生ぐらいには、
に通い始めたので、ダンスが体にしみこんでいます。
また、天性のバランス感覚もあり、努力と相まってその実力はハロプロ内ではナンバー1で業界でも屈指のレベルでした。
更には、プラチナ期のリーダー高橋愛さんからの、
「全力でやっているように見せないで全力でやる」
というパフォーマーとしてのプロ意識も注入されたので、そのレベルは圧倒的でした。
しかし、それでも満足がいかない向上心の塊だったので、後にダンスの本場ニューヨークのプロのダンススクールへ留学することを決意されたのは有名な話ですね。
実力でセンターを奪取!
世間一般で言われているのが、
「鞘師里保はつんく♂さんや事務所に気に入られたからセンターにゴリ押しされた」
という間違ったウワサが広まっていました。
その理由の発端が、9期のデビュー曲「まじですかスカ!」では
9期の4人の歌割りが同じくらい
だったのに対して、次のシングル曲「Only You」では、
ダブルセンター(高橋愛・田中れいな)に次ぐ3番手
という非常に重要なポジションを任され、実質的には裏センターの扱いを受けたことが理由とされています。
他のメンバーを推していたファンからしてみれば、9期の他3名もとても良いのに(実際、アイドルとしては秀逸)、
どうして鞘師だけ歌割りが増えたのか?
というたった1曲でこうも歌割りが変わったことへの不満がウワサを広める結果になったのでしょう。
ただ忘れてならないのは、シングル曲の間にも数多くのコンサートをしており、その時の
を考慮した上で、当時のプロデューサーである、つんく♂さんが判断したのです。
新生モーニング娘。の転換曲となった「One Two Three」では、遂にセンターポジションを奪取しました。
当時のセンターであった田中れいなさんを押しのけての結果でした(もちろん、起死回生の意味もあったので単純な実力では田中れいなが上でしたが総合力や可能性も含めての勝利)。
なので、正に実力でセンターを奪取したと言えます。
歌唱力が業界のマイルストーン!
鞘師里保さんはダンスが注目されがちですが、実は歌唱力も優れています。
確かに、ハロプロ歴代の中では「一番上手い」というわけではありませんが、
声が魅力的
音程がちゃんと取れている
突き抜ける発声ができる
など、アイドルとしては秀逸なレベルでした(現在は更に上手い)。
故に、アイドル業界の中では、
「鞘師ぐらい歌えたら・・・(良いのにな~)」
と言われていたそうです。
これは、鞘師里保さんぐらい歌えたら十分売れるだけの歌唱力として、
業界のマイルストーン
とされていたようです。
もちろん、中々そのレベルにいかないのが現状で、願望も込められていたのですが。
しゃべりが一流!
実は、ダンスや歌と同様(或いはそれ以上?)にスゴイのが、
トーク力
です。
確かに、人見知りな性格の為、パッとでたバラエティ番組ではその力が発揮されることはありませんでした。
しかし、伝説のラジオ番組
ではそのしゃべりに注目が集まりました。
確かに最初の半年ぐらいは、相方のDELI 君(声は機械音で、中身は結構年上でエライ方)との間に人見知りからくる遠慮がありました。
なので、DELI 君がどんだけ頑張っても話が盛り上がりに欠けていました(聞いてて冷や冷やものでした)。
しかし、DELI 君との距離が縮まってからの鞘師里保さんのトーク力は素晴らしかったです。
また、お笑い芸人の神さまである、明石家さんまさんのラジオ番組
でも、最初はさんまさんとの駆け引きも難しかったですが、徐々にお互いが知り合うようになり、ここでもトーク力が発揮されました。
この共演がキッカケで、将来の夢に悩んでいた(海外留学)鞘師里保さんに的確なアドバイスを明石家さんまさんが送られてのは有名な話ですよね。
絶対的エースの真相は?
アイドルグループで中心人物を指す言葉としてよく使われているのが、
センター
ですよね?
これはグループの中でその人が中心(センター)となり、歌割りも多く、グループの顔になるのでそう呼ばれます。
他には、「マザーシップ」(安倍なつみさん)や「ミラクル」(久住小春さん)などがありましたが、「エース」という呼ばれ方もあるのです。
しかし、鞘師里保さんに関しては
絶対的エース
とただのセンターでもなく、エースを越えたエースとして呼ばれ始めました(現在、他の人にも使うこともあるようですが、最初は鞘師里保さん)。
なぜ「絶対的エース」と呼ばれたのか?
エースは元々は、プロ野球の一番手先発投手のことをそう呼ぶのが一番有名ですよね?
それは、単純に優れた投手というだけでなく、
いると空気が変わる(勝利の女神を呼び込む)
他の選手も輝く
といった本人がその能力を発揮して活躍するだけでなく、
チーム全体が輝く
ことからエースと呼ばれます。
鞘師里保さんは、個人の能力がずば抜けていましたが、実はチームの勝利(グループ全体が輝く)を何より優先されていました。
ダンスはフォーメーションダンスが生きるように周りのレベルに合わせる
歌は自分のパートだけでなく、コーラスなどでも他をサポート
頑張る姿を見せて背中でみんなを引っ張る
先輩も安心して色々な役割を託せる(センターだけでなくサポートも)
と、野球で言えば、普段は先発だが、状況に応じて中継ぎも抑えも何でもこなす正に
の活躍でした。
故に、その貢献度から
絶対的エース
と呼ばれるようになったのです。
どこでも全力ガール!
鞘師里保さんは、早い段階でセンターポジションを任されました。
しかし、それにおごることなく、自分が歌っていなく、後ろの方で踊る時も
ちゃんと歌って笑顔も絶やさず全力でダンス
していたのです。
もちろんアイドルグループのメンバーは手を抜くことはしませんが、体力的にもキツイので
自分の歌割りで無い
カメラには小さく映る
場合などはどうしても気を抜きがちです。
また、他のメンバーがメインの曲などで自分がサポートダンサーをする時は、サボるわけでは無いですが気を抜いてしまいますよね?
でも、鞘師里保さんは、
イキイキと楽しそう(でもメインよりは決して目立たず)
に踊っていました。
つまり、鞘師里保さんは、
だったので、そのスゴさが実感できますよね?
愛されたポンコツ?
前述させて頂いた通り鞘師里保さんは、
など、まるで完璧超人のような活躍でした。
となると、アイドルファンの方々からは、
とネガティブに取られてしまいますよね?
しかし、鞘師里保さんは、仕事とプライベートは真逆だったのです。
仕事では高いプロ意識で完璧ですが、プライベートは「ポンコツ」だったのです。
寝坊する(マネージャーが怒って自費で集合場所まで来させるくらい)
すぐ物を無くす(買ったばかりのイヤホンを無くした)
すぐこける(ダンスはすごいのに普通に歩いてつまずく)
寝てしまう(お風呂上りにバスマットで寝落ち)
など普段のパフォーマンスからは想像できないくらいのダメッぷりに、
でやられたファンも多いようです。
鞘師里保さんの愛されポンコツが炸裂した有名なエピソードをご紹介致します。
前述した「RIHO-DELI」で鞘師里保さんが、
というお話をされました。
鞘師里保さんとしては、ミントちゃんが順調に育っていると嬉しそうでした。
しかし、ファンのみなさんはすかさず
それ白カビだよ!
だから喉の調子がおかしいんだよ!
と総ツッコミでした。
こういう天然キャラがガチなところも鞘師里保さんのスゴさですね。
ちなみに、現在も続いています。
鞘師里保さんの現在のご活躍はこちらの記事をご参照ください。