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PK戦の成功率は平均70%!心理ゲームの為、スター選手ほど成功率が低下する理由とは?

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2022カタールW杯」の決勝トーナメント日本対クロアチアの試合は1対1の引き分けの末PK戦で1-3惜しくもベスト16で敗退ベスト8には進めませんでした。PK戦心理ゲームとも言われ、スター選手ほどゴールを外す確率が上がっているそうですよ。

目次

PK戦の成功率は平均70%!

ノルウェーにある大学でスポーツ科学をご教授されている、スポーツ心理学ゲイル・ヨルデ博士は、

PK戦の成功率

の数字を導き出されました。

ヨルデ博士の研究室で、

1976年~2020年頃までの約45年間すべての主要な国際大会である、

W杯
EURO
UEFAチャンピオンズリーグ

で行われたPK戦において、約700本ものシュートを解析されました。

その結果、導き出された「PK戦でのシュートの成功率」は・・・

約70%

10本に3本は外すという結果になっています。

圧倒的にシュートを打つ側が有利で、しかも超一流のサッカー選手がPK戦に臨むのですから、いくらゴールキーパーも超一流とはいえ、意外とゴールに入らないものですよね?

それには、ある理由があったのです。

心理ゲームの為、スター選手ほど成功率が低下する理由とは?

ヨルデ博士は、データ解析以外にも、研究対象となった大会で実際にPK戦に参加した25人のサッカー選手に対してインタビューも実施しました。

そして詳細な情報を入手した結果、成功率に関与しているのは「シュートの上手下手や精度」よりも・・・

プレッシャー(心理的要素)

であると判明させました。

このプレッシャーとは具体的に申しますと、

「俺が絶対に決めなければいけない!」

という精神状態から本来持っているパフォーマンスとはほど遠いレベルのシュートを打ってしまうことです。

ヨルデ博士によりますと、いわゆる「スター選手」と呼ばれる多くのタイトルや賞を受賞した選手の成功率が、

90% ⇒ 65%

と大幅にダウンしていると発表しています。

サッカーのパフォーマンス自体はレベルアップしているのにもかかわらず、成功率が下がっていることが、

PKは技術では無く精神

を物語っていますよね。

主な代表例としては、EURO2020からご紹介致しますと・・・

キリアン・ムバッペ(フランス代表の大スター):対スイスとのPK戦で外す
アルバロ・モラタ(スペイン代表の大スター):対イタリアとのPK戦で外す

といった世界的大スター選手が、ここ一番のPK戦でシュートを外し試合に負けています。

PK戦を得意とする例外的なスター選手もいる!

前述した通り、ヨルデ博士の研究結果では多くのスター選手が「プレッシャー」によりPK戦の成功率を落としています。

しかし、この説に当てはまらない規格外の怪物がいるのです!

PK戦100%の大スター!

ヨルデ博士がその怪物選手のPK戦のデータを、W杯やEURO、更にはコパ・アメリカなどの国際大会から集めたところ・・・

成功率が100%

という結果になりました。

その名前は皆様ご存じの・・・

クリスティアーノ・ロナウド

選手です!

ポルトガル代表で、バロンドール(サッカーの世界年間最優秀選手に贈られる賞)を5回も受賞している大スターです。

彼がPK戦で100%ゴールを決めれるのは精神状態が、

「プレッシャーがナンボのもんじゃい!望むところだぜ!」

といったプレッシャーと上手く付き合えるような性格だからとも言われています。

実は、プレッシャーで能力が発揮できる方法があるのですが、それは最後にご紹介致します。

PK戦83%の英雄!

ヨルデ博士の研究結果によりますと、例外と言われるスター選手にはあの伝説の英雄・・・

リオネル・メッシ

選手です!

アルゼンチン代表で、バロンドール歴代最多7回も受賞している英雄的なスター選手です。

2016年の「コパ・アメリカ」決勝、対チリ戦で外したぐらいで、それ以外は決めるという強い精神力の持ち主です。

PK戦の準備に必要なことは?

では、PK戦で勝つため(シュートを外さない)為に準備することは何でしょうか?

スペイン代表監督のルイス・エンリケ氏が、

PKシュートの練習を1000本

と2022カタールW杯での対モロッコ戦の為に述べていましたよね?

ただ、結果はスペインの選手が全員外すという最悪の事態になり、1000本シュート練習は意味が無い事を証明しました。

まあ確かに、PKシュート1000本は意味がありますけど、それはPKの場合であって、PK戦とは異なります。

ヨルデ博士は「プレッシャー」を増やす要因として以下のように述べておられます。

23歳以上
打つ順番
疲労度合(120分間フル出場)
シュートに不慣れ(DFやGKなど)

この事から逆に、PK戦はどうすれば「プレッシャー」を落とせるかが勝負の分かれ目ですので、

23歳未満の若手
打つ順番はメンタルで決める(技術では無い)
疲労の少ない選手
シュート慣れしている

といった選手を選んでいくと良いでしょう。

なぜ23歳未満の若手がいい?

あくまで一般論ですが、23歳未満の若手選手はある意味、「怖いもの知らず」です。

精神状態も、

「俺、まだ技術そんな高くないし、まあ外してもしゃあなしやから、思いっきりいったれ!」

となる傾向があり、そうなるとプレッシャーに打ち勝ててシュートが決まりやすくなります。

実は今回のPK戦に参加した日本選手は一番若い三苫薫選手でも25歳で、非常に真面目な好青年の印象を受けましたので、PK戦でのプレッシャーは凄まじかったと思います。

正に、「自分が決めなければ」としょい込んでしまったのではないでしょうか?

まあ、もし仮に三苫薫選手が、「外してもかまへんわ、オラ!」というキャラならPK戦は成功したでしょうが、それ以前の試合では活躍できたかどうか疑問ですので、難しいところではありますね。

シュートを打つ順番

ヨルデ博士は、どの順番が成功率が高いか低いかについても研究データをまとめておられます。

1番目:成功率が一番高い
2番目:成功率が次に高い
3番目:成功率は真ん中
4番目:成功率が一番低い
5番目:成功率は下から二番目

と博士はおっしゃっています。

PK戦の必勝法!

ヨルデ博士の研究データから判断しますと、PK戦で強くなる為には・・・

メンタル強化

が必要になってきます。

実は、元日本代表選手であり、今回のW杯で素晴らしい実況・解説をされていた本田圭佑氏も、

メンタル強化の為のイメージトレーニングが必要

とおっしゃっていました。

そうなんです、1000本闇雲にPKシュートを打っても、シュートの技術は上がっても、PK戦に必要なメンタルは強化されないのです。

流石、歴戦の戦士はいう事が違いますよね。

イメージトレーニング

イメージトレーニング」は既に本田圭佑氏がおっしゃっていましたので、特に足すことはないですが、これは絶対必要です。

実際、私も資格試験やビジネスプレゼンテーション(PK戦に比べればプレッシャーは圧倒的に低いですが)などのプレッシャーと戦わないといけない場合は、

何度もイメージトレーニング

をします。

テレビ番組へ出演

W杯に出場されるようなサッカー選手は普段からプレッシャーの強い中でプレイされています。

しかし、PK戦のプレッシャーはサッカーの試合のそれとは異なっています。

どちらかというと、試合が止まった状態でスポットライトを浴びているような感じです。

なので、一流のサッカー選手でも普段とは違うタイプのプレッシャーに飲み込まれるのです。

であれば、テレビ番組に出演するというのも一つの手かもしれません。

例えばダウンタウンの方々のようなタイプの違うプレッシャーを浴びる(アスリートの方々も多く出演)
テレビドラマに出演して異なるプレッシャーを経験(イチロー選手が古畑任三郎に出演)

そうすると、PK戦の独特なプレッシャーにも勝てるのではと思います。

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