村上宗隆が日本記録60号可能性を「残り試合数×各球場別ホームラン率」から算出!バレンティン(60本)や王貞治(55本)とペース比較

東京ヤクルトスワローズ村上宗隆選手2022年9月6日に第52号のホームランを放ちました!「残り試合数×各球場別ホームラン率から60号が達成可能かを算出しました。また、バレンティン氏、王貞治氏、ローズ氏カブレラ氏ペース比較も紹介します。更には三冠王になれるか?

尊敬して止まない野村克也氏(ID野球勉強しました)や落合博満氏(打ち方真似ました)の偉大な記録52号に並んだことは、スゴイことですね。60号も期待ですが、記録更新も見たいものです。

追記:2022年9月13日、村上宗隆選手が第55号のホームランを放ちました!

目次

村上宗隆が日本記録60号に挑戦!

東京ヤクルトスワローズ村上宗隆選手2022年9月6日に第52号のホームランに達成しました。

122試合目で52号ですので、143試合に換算すると・・・

第61号本塁打(正確には60.95)

に達成するペースです。

しかし、単純に安定したペースでホームランを打てるわけではありません。

残り試合に日程と対戦チーム

残り21試合あるわけですが、日程を見てみましょう。

  1. 9月7日(水)阪神戦甲子園球場
  2. 9月9日(金)広島戦(明治神宮球場ー 第53号
  3. 9月10日(土)広島戦(明治神宮球場
  4. 9月11日(日)DeNA戦(横浜スタジアム
  5. 9月12日(月)DeNA戦(横浜スタジアム
  6. 9月13日(火)巨人戦 (明治神宮球場ー 第54号・第55号
  7. 9月16日(金)中日戦バンテリンドーム:3打数0安打、1四球
  8. 9月17日(土)中日戦(バンテリンドーム):3打数1安打、3四球
  9. 9月18日(日)阪神戦(甲子園球場):3打数0安打、1四球
  10. 9月20日(火)巨人戦(東京ドーム):3打数0安打、1死球
  11. 9月21日(水)中日戦(バンテリンドーム):3打数1安打、2四球
  12. 9月22日(木)中日戦(明治神宮球場):4打数0安打
  13. 9月23日(金)DeNA戦(明治神宮球場):3打数0安打、1四球
  14. 9月24日(土)DeNA戦明治神宮球場
  15. 9月25日(日)DeNA戦明治神宮球場
  16. 9月27日(火)阪神戦明治神宮球場
  17. 9月28日(水)阪神戦明治神宮球場
  18. 9月29日(木)広島戦マツダスタジアム
  19. 9月30日(金)広島戦マツダスタジアム
  20. 10月2日(日)阪神戦(甲子園球場)
  21. 10月3日(月)DeNA戦明治神宮球場

残り試合の球場内訳

残り21試合でゲームが行われる球場の内訳ですが、

  • 明治神宮球場:10試合
  • 甲子園球場:3試合
  • バンテリンドーム:3試合
  • 横浜スタジアム:2試合
  • マツダスタジアム:2試合
  • 東京ドーム:1試合

となっています。ヤクルトの本拠地である明治神宮球場が半分近く残っています。

ただ、村上宗隆選手は本拠地以外でもホームランを量産しています。

各球場別ホームラン率

各球場での試合数とホームラン数を基に、「各球場別ホームラン率」を算出してみました。

  • 明治神宮球場:32.75%(58試合で19本)
  • 甲子園球場:83.3%(6試合で5本)
  • バンテリンドーム:70%(10試合で7本)
  • 横浜スタジアム:54.54%(11試合で6本)
  • マツダスタジアム:80%(10試合で8本)
  • 東京ドーム:22.2%(9試合で2本)

村上宗隆選手は本拠地でも3割以上のホームラン率を叩き出していますが、東京ドーム以外の他球場ではそれ以上の確立でホームランを放っています。

残り21試合で放つホームラン数(残り試合数×各球場別ホームラン率

村上宗隆選手が、残り21試合で放つホームラン数を

「残り試合数×各球場別ホームラン率」

という公式で計算してみたいと思います。

  • 明治神宮球場:3本(10試合×32.75%
  • 甲子園球場:2本(3試合×83.3%)
  • バンテリンドーム:2本(3試合×70%)
  • 横浜スタジアム:1本(2試合×54.54%)
  • マツダスタジアム:1本(2試合×80%)
  • 東京ドーム:0本(1試合×22.2%)

以上のホームラン数を合計すると、

残り21試合で打つ可能性のある本塁打数は9本

ということになります。

現在(2022年9月6日時点)で52本ですから、61本打てる可能性があるとなりますね。

追記:9月13日、第55号に到達!

村上宗隆選手が、9月13日にランディ・バース選手の第54号に並び、そして「世界の王」こと王貞治選手やタフィ・ローズ選手・アレックス・カブレラ選手に並ぶ、第55号を打ちました。

これで、

残り15試合で5本打てば「日本記録タイ」
残り15試合で6本打てば「日本新記録」

ということになりますね。

そこでお馴染みの

「残り試合数×各球場別ホームラン率」

を使用させて頂きますと・・・

  • 明治神宮球場:2本(7試合×32.75%
  • 甲子園球場:1本(2試合×83.3%)
  • バンテリンドーム:2本(3試合×70%)
  • 横浜スタジアム:0本(0試合×54.54%)
  • マツダスタジアム:1本(2試合×80%)
  • 東京ドーム:0本(1試合×22.2%)

以上のホームラン数を合計すると、

残り15試合で打つ可能性のある本塁打数は6本

ということになります。

現在(2022年9月13日時点)で55本ですから、61本打てる可能性があるとなりますね。

ただこれはあくまで計算上の話です。

実際、村上宗隆選手は本拠地・明治神宮球場で3試合で3本打ちました。
データ上は32.75%にもかからわず、確率は100%です。

これはむしろ、可能性としてはもっと打てるかもしれないと期待してしまいますね。

追記:9月23日(日)15試合中7試合終了、残り8試合

村上宗隆選手が9月13日(火)に第55号を達成した後、7試合に出場しました。31打席に立った結果は・・・

22打数2安打、9四死球

と本塁打は出ず、ヒットの方もわずか2本と厳しい状況になっています。

これは後述していますが、タフィ・ローズ選手やアレックス・カブレラ選手同様、凄まじいプレッシャーなどが関係しているのでは無いでしょうか?

残り8試合で本塁打5本

を打つ可能性はかなり低くなってしまいましたが、第55号を達成した試合のように「1試合2ホーマー」を放てばまだ夢を見ていてもいいですよね?

まずは、ケガが無いように祈りつつ、復調されることを願っております。

バレンティン(60本)や王貞治・ローズ・カブレラ(55本)とペース比較

ウラディミール・バレンティン(60本)

2013年、ヤクルトのウラディミール・バレンティン選手(当時29歳)は、

NPBの8月月間本塁打記録である18本

を放って大爆発しました。

8月27日の中日戦、111試合目で50号に到達しました。
10月4日の阪神戦、142試合目で60号に到達しました。

31試合で打った本塁打数は10本

という計算になります。

やはり、当時試合を見ていましたが、相手チームのマークも厳しいですが、ご自身のプレッシャーも相当なものでしたので、

ペースダウン

は致し方ないでしょう。

王貞治(55本)

王貞治選手は今さら語る必要が無いくらいの「偉大なる歴史的プロ野球選手」であり、監督としてもGMサイドとしても素晴らしい手腕を発揮された方です。

多くのプロ野球選手が、この王貞治選手の55号ホームランに憧れて「背番号を55」にしたのは有名です。

また、お笑い界のレジェンド(元Big 3で視聴率100%男)の萩本欽一さんもご自身のお笑いコンビ名は「コント55号」にしたぐらい、王貞治選手と言うのは尊敬されています。

そんな、王貞治選手が55号を達成したのは、実は若干24歳の時だったことをご存じですか?

1964年のことですので、さすがにリアルタイムでは見ていないです。

8月27日の大洋戦(後楽園)、122試合目で50号を達成しました。
9月23日の大洋戦(後楽園)、140試合目(シーズン最終戦)で55号を達成しました。

18試合で打った本塁打数は5本

という計算になります。

「世界の王」と呼ばれた方でも、3試合で1本打てないぐらいのペースになってしまいます。

タフィ・ローズ(55本)

今は無い、大阪近鉄バファローズ「いてまえ打線」の中核(主に3番打者)だったタフィ・ローズ選手(当時33歳)が、王貞治選手の55号に並んだのが2001年のことです。

37年間誰もできなかった、「王の記録に並ぶ」という偉業を達成しました。

これは最近のことなので(20年以上前?)、すべて見ていました。

9月5日の西武戦(西武ドーム)、122試合目で50号を達成しました。
9月24日の西武戦(大阪ドーム)、135試合目で55号を達成しました。

ちなみにこの55号は、あの松坂大輔投手から放ちました。

その後、残り5試合に新記録がかかっていましたが、ホームランは出ませんでした。

13試合で打った本塁打数は5本

このペースは王貞治選手よりハイペースでしたね。ただ、最後はマークも厳しく、プレッシャーもあり新記録は出ませんでした。

アレックス・カブレラ(55本)

前年のタフィ・ローズ選手の55号達成の興奮がまだ冷めやらぬ2002年、西武ライオンズアレックス・カブレラ選手(当時31歳)が55号に挑むことになります。

当時はまさか「二年連続55号達成は無いよね?」と思っていましたが・・・

9月10日のダイエー戦(西武ドーム)、117試合目で50号を達成しました。
10月2日の近鉄戦(西武ドーム、135試合目で前年のローズと同じく55号を達成しました。

しかし、残り5試合では四球攻めに悩まされ、プレッシャーもあった為、あと1本が出ませんでした。

18試合で打った本塁打数は5本

これは時代が違うので単純比較はできませんが、王貞治選手と同じペースでした。

ペース比較(総まとめ)

60本塁打の日本記録を出したウラディミール・バレンティン選手、55号を達成した王貞治選手タフィ・ローズ選手アレックス・カブレラ選手のホームランペースを比較しました。

それの総まとめを以下に記載しています。

  • ウラディミール・バレンティン選手(当時29歳):31試合で本塁打数は10本
  • 王貞治選手(当時24歳):18試合で本塁打数は5本
  • タフィ・ローズ選手(当時33歳):13試合で本塁打数は5本
  • アレックス・カブレラ選手(当時31歳):18試合で本塁打数は5本

上記のデータと、村上宗隆選手(22歳)が置かれている状況、

残り21試合で本塁打数は8本(60本達成の為には)

を単純比較すると「若干厳しいかな?」という印象を受けますよね?

ただ、タフィ・ローズ選手と同じペースなら(厳しいマークや勝負を避けられる)、8本は計算上は可能です。

また、村上宗隆選手の屈強なハートと現在のデータ野球(ヤクルトが発祥、野村克也さんが開発)であれば、可能性としては、そして希望的な意味合いを込めれば、

60号達成!

は夢ではないでしょう。

後は、もうひと奇跡が起きて、プロ野球新記録の「61号」が拝めるかどうかですね。

村上宗隆は三冠王に挑戦!

村上宗隆選手は実は今年、もう一つの偉大な記録に挑戦しています。

本来であれば、こちらが主役になるはずの・・・

「三冠王」

への挑戦です。

「三冠王」は色々なところでも使われますが(例:皐月賞・日本ダービー・菊花賞制覇)、やはりプロ野球の

打率王
本塁打王(ホームラン王)
打点王

「三冠王」が一番有名じゃないでしょうか?

実は、この「三冠王」を達成したプロ野球選手は長い歴史の中でもわずか7名しかいません。

歴代「三冠王」

  • 1938年:中島治康(巨人)「打率:361 本塁打 10 打点 38」(この年は年2回リーグで半年)
  • 1965年:野村克也(南海)「打率:320 本塁打 42 打点 110」(戦後初の三冠王
  • 1973年:王貞治(巨人)「打率:355 本塁打 51 打点 114」
  • 1974年:王貞治(巨人)「打率:332 本塁打 49 打点 107」
  • 1982年:落合博満(ロッテ)「打率:325 本塁打 32 打点 99」
  • 1985年:落合博満(ロッテ)「打率:367 本塁打 52 打点 146」
  • 1986年:落合博満(ロッテ)「打率:360 本塁打 50 打点 116」
  • 1984年:ブーマー(阪急)「打率:355 本塁打 37 打点 130」
  • 1985年:ランディ・バース(阪神)「打率:350 本塁打 54 打点 134」
  • 1986年:ランディ・バース(阪神)「打率:389 本塁打 47 打点 109」
  • 2004年:松中信彦(ダイエー)「打率:358 本塁打 44 打点 120」

偉大な王貞治選手や、野村克也選手、落合博満選手、そして54号を放ったランディ・バース選手などスゴイメンバーです。

最後の「三冠王」は2004年の松中信彦選手ですから、18年間もの間、「三冠王」が出ていません。

なので、村上宗隆選手には是非とも「三冠王」もとって頂いて、プロ野球を盛り上げて欲しいですね。

村上宗隆の成績(2022年)

ちなみに、2022年9月6日時点での「三冠王」に関係する、打撃3部門情報も紹介しておきます。

打率

  1. 村上宗隆(ヤクルト)341
  2. 大島洋平(中日)324
  3. 佐野恵太(DeNA)313

好打者である、大島洋平選手1分7厘差で2位につけています。

油断はできませんが、村上宗隆選手が今のペースを守れば大丈夫かと思われます。

本塁打

  1. 村上宗隆(ヤクルト)52
  2. 岡本和真(巨人)25
  3. 丸佳浩(巨人)24

これは流石に岡本和真選手でも抜くことは不可能でしょう。

打点

  1. 村上宗隆(ヤクルト)127
  2. 大山悠輔(阪神)80
  3. 岡本和真(巨人)76

大山悠輔選手もパワーがありチャンスにも強いですが、47打点差は難しいですね。

「三冠王」と達成する上で、一番難しいのがやはり「打率」です。

村上宗隆選手は現在1位ですし、今の調子を崩さなければ大丈夫ではないでしょうか?

ちょっと気が早いですが、村上宗隆選手の2023年の年棒も気になりますよね?

追記:三冠王の行方は?(残り8試合)

2022年9月23日時点での「三冠王」に関係する、打撃3部門情報も紹介しておきます。

打率

  1. 村上宗隆(ヤクルト)325(341
  2. 大島洋平(中日)320(324
  3. 佐野恵太(DeNA)308(313

好打者である、大島洋平選手が前回の1分7厘差から、一気に5厘差まで迫ってきています!

村上宗隆選手は、ここ7試合で22打数2安打と調子を崩しているようです。

本塁打記録の更新という偉業に挑みながら、打率キープというのはやはり厳しいようですね。残り8試合は、調子を戻しつつ、打率を下げないように気をつける(難しいですが)必要がありますね。

本塁打

  1. 村上宗隆(ヤクルト)55(52
  2. 岡本和真(巨人)29(25
  3. 丸佳浩(巨人)27(24

岡本和真選手も4本放ち、差を一つ縮めましたが、抜くことは不可能でしょう。

打点

  1. 村上宗隆(ヤクルト)132(127
  2. 大山悠輔(阪神)86(80
  3. 佐藤輝明(阪神)84

大山悠輔選手もパワーがありチャンスにも強く6打点稼いでいますが、46打点差は難しいですね。

「三冠王」と達成する上で、一番難しいのがやはり「打率」と前回も言いましたが、現時点でかなり肉薄してきました。

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