イギリス国王チャールズ3世の戴冠式(Coronation)が2023年5月6日に執り行われると発表されましたね。気になるのはその費用や簡素化される内容ですが、ご紹介致します。また、「ゴールデン・オーブ(金の宝珠)作戦」についても調査しました。
戴冠式(Coronation)とは?
イギリス国王や女王の「戴冠式」(Coronation)は1000年近い歴史があります。
1066年以降、「ウェストミンスター寺院」でカンタベリー大主教によって執り行われてきました。
世界中の王族や国家元首達が招待され参列している中、
を行い、カンタベリー大司教によって
聖油を注がれる
祝福される
聖別される
という儀式を受けます。
イギリス国王や女王はこの儀式の時に、
聖エドワード王冠
を頭上に載せることになります。
![](https://wcrr2019.org/wp-content/uploads/2023/04/Crown.jpg)
「聖エドワード王冠」は、全ての王冠の中でも最も神聖なものとされています。
「聖エドワード王冠」は、22金でできていて、
ダイヤモンド
ルビー
アメジスト
サファイア
ガーネット
トパーズ
トルマリン
といった宝石が装飾されています。
ちなみに、
とのことで、大きくて重そうですよね。
戴冠式(Coronation)の費用とその簡素化される内容は?
戴冠式(Coronation)の日時と場所は?
バッキンガム宮殿は報道関係者に対して、国王チャールズ3世の戴冠式は、
と公式発表しました。
時間はグリニッジ標準時間で午前中です。
当日は、カミラ王妃も同時に戴冠するとのことです。
![](https://wcrr2019.org/wp-content/uploads/2022/09/Samune-16-300x157.jpg)
戴冠式(Coronation)は祝日に?
戴冠式(Coronation)が行われる2023年5月6日は、土曜日ですので元々お休みです。
と言う事情なので、
が振替休日として祝日になります。
戴冠式(Coronation)の費用は?
1953年の「エリザベス2世女王の戴冠式」の費用は、
157万ポンド(現在価値で約73億円)
と言われています(全額税金、つまり国民負担)。
この戴冠式は3時間にも及んだ為、壮大な儀式となり費用も掛かりました。
現在、イギリスの物価は高騰していて生活費は非常に切迫している為、費用を抑えるように
壮麗さや豪華さを抑えた儀式(時代の精神を反映した)
宗教儀式としての要素は保つ(歴代国王・女王同様)
といった内容に簡素化されるようです。
正確な費用はまだ発表されていませんが、
3分の1程度まで縮小(約1時間)
だと推測しますと、
約50万ポンド
ぐらいまで費用を削減するのではないでしょうか?
「ゴールデン・オーブ(金の宝珠)作戦」とは?
「ゴールデン・オーブ(金の宝珠)作戦」とは、
ということで、かなり昔から計画されていました。
しかしながら、その作戦の詳細な内容はまだ公表されていません。
一部分かっていることは・・・
などです。