イギリス国王チャールズ3世の戴冠式(Coronation)が2023年5月6日に執り行われると発表されましたね。気になるのはその費用や簡素化される内容ですが、ご紹介致します。また、「ゴールデン・オーブ(金の宝珠)作戦」についても調査しました。
戴冠式(Coronation)とは?
イギリス国王や女王の「戴冠式」(Coronation)は1000年近い歴史があります。
1066年以降、「ウェストミンスター寺院」でカンタベリー大主教によって執り行われてきました。
世界中の王族や国家元首達が招待され参列している中、
を行い、カンタベリー大司教によって
聖油を注がれる
祝福される
聖別される
という儀式を受けます。
イギリス国王や女王はこの儀式の時に、
聖エドワード王冠
を頭上に載せることになります。
「聖エドワード王冠」は、全ての王冠の中でも最も神聖なものとされています。
「聖エドワード王冠」は、22金でできていて、
ダイヤモンド
ルビー
アメジスト
サファイア
ガーネット
トパーズ
トルマリン
といった宝石が装飾されています。
ちなみに、
とのことで、大きくて重そうですよね。
戴冠式(Coronation)の費用とその簡素化される内容は?
戴冠式(Coronation)の日時と場所は?
バッキンガム宮殿は報道関係者に対して、国王チャールズ3世の戴冠式は、
と公式発表しました。
時間はグリニッジ標準時間で午前中です。
当日は、カミラ王妃も同時に戴冠するとのことです。
戴冠式(Coronation)は祝日に?
戴冠式(Coronation)が行われる2023年5月6日は、土曜日ですので元々お休みです。
と言う事情なので、
が振替休日として祝日になります。
戴冠式(Coronation)の費用は?
1953年の「エリザベス2世女王の戴冠式」の費用は、
157万ポンド(現在価値で約73億円)
と言われています(全額税金、つまり国民負担)。
この戴冠式は3時間にも及んだ為、壮大な儀式となり費用も掛かりました。
現在、イギリスの物価は高騰していて生活費は非常に切迫している為、費用を抑えるように
壮麗さや豪華さを抑えた儀式(時代の精神を反映した)
宗教儀式としての要素は保つ(歴代国王・女王同様)
といった内容に簡素化されるようです。
正確な費用はまだ発表されていませんが、
3分の1程度まで縮小(約1時間)
だと推測しますと、
約50万ポンド
ぐらいまで費用を削減するのではないでしょうか?
「ゴールデン・オーブ(金の宝珠)作戦」とは?
「ゴールデン・オーブ(金の宝珠)作戦」とは、
ということで、かなり昔から計画されていました。
しかしながら、その作戦の詳細な内容はまだ公表されていません。
一部分かっていることは・・・
などです。