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【画像】大谷翔平が被ったエンゼルス兜はあの時代の武将?正式名称・値段・重量や買える場所紹介!

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第5回WBCMVP大谷翔平(おおたに しょうへい)選手ロサンゼルス・エンゼルスに戻ってもですね!エンゼルスサムライストアに発注した兜セレブレーションが話題です。この兜の値段や重量、買える場所使っていた武将や時代も紹介します。

目次

エンゼルス兜とは?

2023年4月のメジャーリーグ開幕から、大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスは、

「兜セレブレーション」

を始めました。

これは、エンゼルスの選手がホームランを打ってベンチに戻ってきた時に、

日本の兜を被るというパフォーマンス

のことです。

マイク・トラウト選手大谷翔平選手日本の兜を被って話題になりましたね。

画像引用元:スポニチアネックス

ロサンゼルス・エンゼルスチーム内でこのアイデアが飛び出し大谷翔平選手もこれに賛同、そして通訳を越えた通訳の水原一平さんがこの兜を発注したことで実現しました。

このアイデアを企画した人物は、

ティム・バス(愛称:バッシ-)

さんです。

ロサンゼルス・エンゼルスでの肩書は

クオリティーコントロールコーチ(Quality Control Coach)

というもので、正にチームの質を高める為に様々なアイデアを考える重要な役割です。

ちなみに昨年は、カウボーイハットを被っていました。

このチーム独自のアイデアから、使用されている日本の兜は

「エンゼルス兜」

とも呼ばれたりしています。

ちなみにこの兜は「五月人形」などの装飾品では無く本物の兜なのですが、どこの会社が取り扱われていたのでしょうか?

「エンゼルス兜」の値段・重量や買える場所

画像引用元:サンスポ

発注元は「サムライストア」

「エンゼルス兜」の発注を任された水原一平さんは、開幕戦の3日前、2023年4月4日横浜市にある

「サムライストア」

に兜の注文をお願いされました。

その時、会社には一つだけ兜の在庫があり、

黒塗十八間星兜 獅子前立(くろぬりじゅうはちけんほしかぶと ししまえだて)

と呼ばれるものでした。

画像引用元:サムライストア

2023年4月5日、「サムライストア」桐田敏彦社長水原一平からの確認メールを受け取り、すぐさま発送されました。

通常は通関などで輸送も時間がかかるのですが、

2023年4月7日

の開幕戦に間に合うという奇跡が起きました。

値段や重量は?

エンゼルス兜」と呼ばれている「黒塗十八間星兜 獅子前立」ですが、

価格:33万円
重量:2㎏

です。

33万円と聞くと高いイメージですが、他の戦国武将の兜などは100万円するものもあるので、本格的な兜としてはお手頃価格と言えるのではないでしょうか?

ちなみに前述した、サムライストアで購入することができます。

「エンゼルス兜」使っていた武将や時代は?

エンゼルス兜」と呼ばれている「黒塗十八間星兜 獅子前立」はどこで制作されたものなのでしょうか?

製造元は「鎧兜甲冑工房・丸武産業」

「エンゼルス兜」鹿児島県にある、

「鎧兜甲冑工房・丸武産業」

で職人が手作りされました。

こちらで制作される兜や甲冑は、いわゆる装飾品では無く

本物を再現した本格的なもの

として大変評判が高いです。

ハリウッド映画でも本物を求める監督などは、こちらの兜や甲冑を使用されるほど大人気です。

使っていた武将は?

黒塗十八間星兜 獅子前立」ですが、実は使っていた武将はありません

「鎧兜甲冑工房・丸武産業」田ノ上智隆社長の祖父がデザインされた

オリジナルの兜

です。

オリジナルとはいえ、当時の時代を考慮した本格的なもので非常に素晴らしいデザインですよね。

これからは、

大谷翔平の兜

として有名になっていくことでしょう。

使っていた時代は?

画像引用元:忠保の甲冑

エンゼルス兜」と呼ばれている「黒塗十八間星兜 獅子前立」のような兜が使用されていた時代ですが、

鎌倉時代から南北朝時代

大変流行したそうです。

武士が戦争で使用する防具とはいえ、まだまだ見た目も重視されたこの時代ですので、

星をあつらえた兜

というのは威光を示す為にも重要だったことでしょう。

ただ、このタイプの兜は室町時代後期から戦国時代には使用されなくなりました。

戦国時代は見た目より実用性重視(機能性や量産性)というわけで、

戦国時代には使用されていない

ということになります。

では、なぜこのタイプの兜が現在まで残ったのでしょうか?

それは、戦国時代が終結し、江戸時代になり天下泰平の世になると、

兜は実戦向きから侍の象徴

へと役割が戻りました。

そのため、「エンゼルス兜」のようなデザインの優れたものが重宝されるようになり、現代へと受け継がれてきました。

現代の源義経ともいえる、大谷翔平選手が被ったことで「兜の文化」がまた未来へと繋がっていくことでしょう。

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