ハーウェル(Harwell)は、イングランド南部オックスフォードシャー州に位置する静かな村であり、先端科学研究の拠点としても知られています。ロンドンやバーミンガムからのアクセスも良好で、科学技術に興味のある方や自然豊かな環境での滞在を希望する方に最適な場所です。本記事では、日本やロンドン、バーミンガムからハーウェルへの行き方、宿泊施設、食事ができる場所について詳しくご紹介します。
ハーウェルへのアクセス方法
日本やロンドン、バーミンガムからハーウェルへの行き方をご紹介します。
日本からのアクセス
日本からハーウェルへは、まずロンドンのヒースロー空港(Heathrow Airport)またはガトウィック空港(Gatwick Airport)への直行便を利用します。
ヒースロー空港からは、ロンドン・パディントン駅(London Paddington Station)までヒースロー・エクスプレス(Heathrow Express)で約15分、そこからディドコット・パークウェイ駅(Didcot Parkway Station)までグレート・ウェスタン・レールウェイ(Great Western Railway)で約45分です。
ディドコット・パークウェイ駅からは、タクシーやバスでハーウェルまで約15分で到着します。
ロンドンからのアクセス
公共交通機関を利用する場合
ロンドン・パディントン駅からディドコット・パークウェイ駅まで直通の電車が頻繁に運行されており、所要時間は約45分です。
ディドコット・パークウェイ駅からは、タクシーやバス(X32、X34、X35など)を利用してハーウェルまで約15分で到着します。
自動車を利用する場合
ロンドンからハーウェルまでは車で約1時間20分(約90km)です。
M4(高速道路)を西に進み、A34を北上するルートが一般的です。
バーミンガムからのアクセス
公共交通機関を利用する場合
バーミンガム・ニュー・ストリート駅(Birmingham New Street Station)、通称グランドセントラル(Grand Central)、からオックスフォード駅(Oxford Station)までクロスカントリー(CrossCountry)の電車で約1時間12分です。
更に、オックスフォード駅からディドコット・パークウェイ駅まで約15分です。
ディドコット・パークウェイ駅からは、タクシーやバスでハーウェルまで約15分で到着します。
自動車を利用する場合
バーミンガムからハーウェルまでは車で約1時間30分(約130km)です。
M40(高速道路)を南下し、A34を南下するルートが一般的です。
ハーウェルでの宿泊施設
ハーウェルおよび周辺地域には、快適な滞在を提供する宿泊施設が多数ありますので、いくつかご紹介します。
リッジウェイ・ハウス(Ridgeway House)
ハーウェル・キャンパス内にある宿泊施設で、研究者やビジネス訪問者に人気です。
全123室の客室にはWi-Fiやキッチン設備が完備されています。
ミルトン・ヒル・ハウス(Milton Hill House)
広大な敷地に佇むジョージアン様式の邸宅を改装したホテルで、美しい庭園と快適な客室が魅力です。
ディドコットから車で約10分の距離にあります。
キングスウェル・ホテル&レストラン(Kingswell Hotel & Restaurant)
ハーウェル村に位置するこのホテルは、地元の食材を使用した料理が評判のレストランを併設しています。ビジネス利用にも観光にも適した施設です。
ヒルトン・ガーデン・イン・アビンドン・オックスフォード(Hilton Garden Inn Abingdon Oxford)
アビンドンの中心部に位置し、ショッピングやレストランへのアクセスも良好です。モダンな設備と快適な客室が特徴です。
ハーウェルで食事ができる場所
ハーウェルおよび周辺地域には、いくつか食事ができる場所があります。
ザ・ホワイト・ハート(The White Hart)
ハーウェル村の中心にある伝統的なパブで、地元の食材を使用した料理と温かい雰囲気が魅力です。ランチやディナーに最適です。
キングスウェル・ホテル・レストラン(Kingswell Hotel Restaurant)
ホテル併設のレストランで、英国料理を中心に多彩なメニューを提供しています。落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめます。
ライトボックス・カフェ&バー(Lightbox Café & Bar)
ハーウェル・キャンパス内にあるカフェ&バーで、昼はコーヒーや軽食、夜はカクテルやディナーを提供しています。リラックスした雰囲気が特徴です。
昇龍ラーメン・オックスフォード(Shoryu Ramen Oxford)
オックスフォード市内にある日本のラーメン店で、本格的な豚骨ラーメンが人気です。ハーウェルから車で約20分の距離にあります。
ハーウェルでの過ごし方
ハーウェルは、科学技術の拠点として知られるハーウェル・サイエンス・アンド・イノベーション・キャンパス(Harwell Science and Innovation Campus)を有しています。

このキャンパスには、ダイヤモンド・ライト・ソース(Diamond Light Source)やラザフォード・アップルトン研究所(Rutherford Appleton Laboratory)などの先端研究施設が集まっていて、日本の技術者もいます。

一般公開日や特別イベントでは、これらの施設を見学することも可能です。
まとめ
ハーウェルは、科学技術に興味のある方や静かな環境での滞在を希望する方にとって魅力的な場所です。
ロンドンやバーミンガムからのアクセスも良好で、宿泊施設や食事処も充実しています。
ぜひ、次回のイギリス旅行の際にはハーウェルを訪れてみてはいかがでしょうか。