「第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)」(イギリス・グラスゴーで開催)により「脱炭素社会」を目指す動きが活発です。愛媛県愛南町はその一環で取り組んだ「ブルーカーボン」拡大が「ウニッコリー」を生んだとされています。
一体、「ウニッコリー」とはどんな風に作られているのでしょうか?また、みかん風味ウニとして有名な「ウニッコリー」はどこのお店で食べれるのか?気になるお値段やオンラインで通販やお取り寄せは可能なのかも調べてみました。
【ウニッコリー】とは?
ウニッコリーの組み合わせ?
ウニッコリー
とは、
ガンガゼウニ + ブロッコリー + 愛南ゴールド(みかん)
という組み合わせで誕生しました。
ガンガゼウニとは?
ガンガゼウニの見た目は、
黒紫色で毒のある長い棘を持つ
底が平らな半球形の形をしている
ガンガゼウニの特徴は、
主に海藻や底に沈んだ生物を食べている
食用に適さない(過食部分が少い、苦味やえぐ味がある)
といった毒を持ち美味しくないウニとして有名でした。
しかし、近年増えすぎたガンガゼウニが
となっていた為、何とか食用として活用しつつ、駆除出来ないか模索されました。
ガンガゼウニが美味しいウニへ変身!
ガンガゼウニに様々な餌を与えた結果・・・
ブロッコリー
愛南ゴールド(河内晩柑)
が奇跡を呼びました。
という効果が得られ、ガンガゼウニは・・・
ウニッコリー(えぐみが無い、柑橘の香り付いた、甘みのあるミカン味のウニ)
へと変身したのです。
【ウニッコリー】が食べられるお店は?
現時点で、愛南町が発表しているところによりますと、ウニッコリーの養殖は
ということですが、
だそうです。
つまり、一年中いつでも食べれるわけではありませんが、期間限定でその時期になればメニューとして提供するお店があるようです。
ゆらり内海
「ゆらり内海」では、「ウニッコリーのスペシャル海鮮丼」として提供されています。
「ゆらり内海」は公式インスタグラムもされているので、そちらの方で情報をチャックしてみてください。
「ゆらり内海」は、「ウニッコリーのスペシャル海鮮丼」以外にも美味しい料理などもご提供されています。
- 住所:愛媛県南宇和郡愛南町須の川286
- 営業時間:
- お風呂:11:00~21:00(札止め 20:30)
- レストラン:
- ランチタイム 11:00~14:00(平日・土)11:00~14:30(日・祝)
- ディナータイム 17:00~20:00
- 定休日:毎週水曜日
黒潮亭
「黒潮亭」さんでは、「愛南ウニッコリー」(800円税込)で提供されていますが、いつもでは無いようです。
- 住所:愛媛県松山市花園町5-8
- 営業時間:
- ランチタイム 11:00~14:00
- ディナータイム 17:00~22:00
- 定休日:日曜日
【ウニッコリー】は通販やお取り寄せできる?
前述したとおり、「ウニッコリー」はまだ試験養殖段階で一部のレストランでも、期間限定での提供のみとなっています。
通販やお取り寄せに関しては・・・
現時点ではしていない
ようです。
ただ、「ウニッコリー」というブランド化した際に一般受けしやすい名称なので、
「ふるさと納税」
「オンライン販売」
が開始されるのもそう遠い未来の話ではないと思われます。
また、環境への貢献にも繋がる商品ですので、今後の活躍に期待ですね。
ちなみに愛媛県といえば、「罪深き栗」も有名で美味しいですよ。