アンパンマンの中身は「つぶあん」か「こしあん」の答えには明確な理由があります。しかし、あんぱんの中身がどちら派の比率が年々変わる傾向にあります。また、イギリスでも大人気の日本アニメですが、アンパンマンはどれくらい人気か調査しました。
筆者は日本人で子供も日本人です。ただ、イギリスで生まれ育ったので英語の絵本が大好きです。それでも、「アンパンマンの絵本」に興味を示した1歳半の子供が、「アンパン、アンパン」(アンパンマンのつもり)と言って読んでくれとやってきます。
それで毎晩何度も読んでいて、ふと考えました・・・
アンパンマンの頭の中身は「つぶあん」なのか「こしあん」なのか?
・・・疲れていたのかもしれません。それでも気になったので調査してみました。
アンパンマンの中身「つぶあん」か「こしあん」?理由を紹介!
筆者は幼少の頃はよく「アンパンマン」を新聞のカラー漫画で読んでいました(日曜の朝刊だったかな?)。
それが1988年にアニメ化された時は、「えっ、アンパンマンが!?」と驚きました。
その時は、国民的大人気アニメとして何十年も愛され、自分の子供がハマるとは夢にも思わなかったものです。
そんなアンパンマンですが、「頭の中身は、つぶあんかこしあんか」もそこまで知られていませんでした。
やなせたかしが語っていた
アンパンマンの生みの親である、やなせたかしさんがインタビュー中で・・・
「つぶあん」
と回答されています。しかも・・・
「非常に栄養価の高い特別なあんこ」
とまで明確にされていました。
ちなみに、アンパンマンの「頭」の中身である「あんこ」についてですが・・・
「どのようにして作られているか不明」
「素材や成分も分からない」
「ジャムおじさんも偶然作ったから詳しくは知らない」
と、やなせたかしさんは答えていました。
ただ作中では・・・
ジャムおじさんは「詳しく知らない」が、何度も再現できている(天才)
バタコさんも作れる(ジャムおじさんが教えた?)
といった事実もあります。
アンパンマンのプロトタイプは人間!
やなせたかしさんが最初描いていた、「アンパンマン」は・・・
普通の人間が全身タイツにマントを付けている
アンパンを世界中の空腹の子供達に届ける
という設定でした(かなり怪しい人ですよね)。
結局、無許可で国境を越えようとして撃ち落される(国際法違反)という最後を迎えます。
昔は、悲劇のヒーローが流行っていたので、まあわからないでもないですが現代では通用しないですよね。
ただ、イメージとしてはねずみ小僧のような義賊が困っている人(空腹)を助ける為なら、自分の命を捧げるというテーマだったのでしょう。
アンパンマンは「パン工場」出身では無い?
作中でも人気のある「メロンパンナちゃん」やそのお姉ちゃんの「ロールパンナちゃん」(後から作られたけど姉)は、パン工場で、ジャムおじさんが天才的頭脳とパン職人技術で生み出しています。
ところが、「アンパンマン」はジャムおじさんが作ったのでは無いのです。
夜空を駆ける星が、パン工場の煙突に落ちてきました。
その時、ジャムおじさんがたまたまパンを焼いていたので、そこに命が宿ったのです。
それがアンパンマン誕生の瞬間でした。
本体は「頭」か「体」か?
作中で、毎回「アンパンマン」の頭が換装・・・「新しい顔」に変えられますよね。
つまり、「体」が本体で、「頭」は飾りとは言いませんが、「交換できるユニット」です。
ただ、「頭」に不具合があると(濡れたり、欠けたり、汚れたり)、出力がダウンします(力が出ない)。
アンパンマンは食べない?
アンパンマンが食事をしたシーンを見たことがある人はいますでしょうか?
誰もいないはずです、なぜなら、アンパンマンは食べる必要が無いからです(食べる機能も無いようですが)。
前述したように、「頭」はいわゆる「出力ユニット」のようなものです。
あれが、バッテリーのようにエネルギーを供給してくれるので、食事を取る必要性がありません。
また、「頭」と「体」はよく離脱するので、「食道」があるようにも見えませんよね。
アンパンの中身「つぶあん」と「こしあん」、どっちが人気?
やなせたかしさんは、アンパンマンの中身が「つぶあん」と答えたのでしょうか?
明確な理由は不明ですが、多くの方々が推測するように・・・
だからでしょう。
やはり、自分の好きなアンコのタイプを想像するものです。
ただ、この答えが「当たり前だよね」と言えない事態が起こっているのを皆様はご存じでしたか?
「つぶあん」と「こしあん」の比率に異変が?
筆者も「つぶあん派」なので、納得の回答だったのですが、どうも世代間で派閥の比率に変動が起きているようなのです。
準備中
アンパンマン海外での人気は?
かなり昔から「日本のアニメ」は「ジャパニメーション」と言われるぐらい海外でも大人気です。
特に、フランスは「日本のアニメ」大国で、かなりの人がアニメ通です。
筆者もパリに留学していた時に、フランス人の友人から「日本人なら、このアニメも知ってるだろ?教えてくれ」みたいな熱い質問をされましたが・・・
といったやり取りをしたことがあります。
そんな熱い国にここ近年で肩を並べてきている国がヨーロッパにあるのをご存じですか?
何を隠そう、イギリスがフランスとほぼ同じレベルまで急激に成長を遂げたのです。
長くなりましたが、そんな状況でも「アンパンマン」の名前は一度も聞いたことが無いです。
アンパンマンは不人気?
イギリスでは「アンパンマン」は人気がありません。
他の国々でも、同様に人気が出ていないようです。
その理由ですが・・・
「頭をちぎって食べされる行為が理解できない」
「頭をちぎって食べされるなんて不衛生だ」
など、お決まりの「頭をちぎって食べさせる」のが不人気の原因のようです。
キャラクター登場数で、イギリスのギネスブックにも登録されたにも係わらず、イギリス人の心を掴めませんでした。
ただ、日本でも当初は・・・
なんで、頭をちぎって食べされるんだ!
とクレームが出ていたそうです。
それを、やなせたかしさんが「自己犠牲の精神」を表現していると説得したことで受け入れられるようになりました。
「自己犠牲の精神」・・・、果たしてこの精神が理解される日は来るのでしょうか?